パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)

パペット大騒査線 追憶の紫影

セサミ・ストリートに訴えられた問題作

「セサミ・ストリート」のパペットを生んだジム・ヘンソンの息子でテレビ番組「マペット放送局」を手がけたブライアン・ヘンソンが監督をつとめた一風変わったコメディ。人間とパペットが共存する日常をおくるロサンゼルスの危険溢れる裏社会。そこでは人形たちがギャンブルに興じ、売春を行い、クスリに手を出し、暴力が繰り返されていた。ある時、かつて人々に愛された人形劇番組の出演者(人形)が殺害される謎の事件が発生。人間の女性探偵コニー・エドワーズと、その元パートナーである元刑事の人形私立探偵フィル・フィリップスがタッグを組んで、この難事件の捜査に乗り出すが…。

原題:The Happytime Murders(「ハッピータイム・マーダーズ」) / 製作:アメリカ(2018年) / 日本公開日:2019年2月22日 / 上映時間:91分 / 製作会社:Black Bear Pictures / 配給:パルコ 

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映画『パペット大騒査線 追憶の紫影』予告編

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★【スタッフ】
監督:ブライアン・ヘンソン
脚本:トッド・バーガー
撮影:ミッチェル・アムンドセン
音楽:クリストファー・レナーツ

★【キャスト】
メリッサ・マッカーシー、マーヤ・ルドルフ、ジョエル・マクヘイル、エリザベス・バンクス

★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
5.1/1023%27
映画.comYahoo! 映画Filmarks
??/5.0???/5.00??/5.0
フリムビ2独自ランキング
C(ニッチな佳作)

★【感想・批評】

●無料ホームシアター 
これは日本では絶対にできないタイプのやつ。日本国内にもパペットを使った子ども向け番組は結構あったけど、それを下ネタ全開でやろうというアイディアが企画として通ると思いますか? それがOKになっちゃうのが自由の国、アメリカ。まあ、訴えられたみたいですが、なんなく勝訴しているあたりに強気が感じられます。パロディだろうがなんでも突き抜けるそのクリエイティブ魂は、少しばかり羨ましいです。日本も何かやりましょう。
●映画フリー 
わかっているとは思いますがセサミストリートではありません。その人形劇のスタイルでバイオレンス下ネタなんでもありなテンションでハチャメチャしたような一作です。「テッド」よりも幼稚度は薄めで、単純にぶっ放しています。どちらも危険な領域に足を踏み込んでいるのは同じですが。パペットが人間社会に溶け込んでいますという暗黙の世界観ルールも不問にされていて、ちょっとしたSF。頭をからっぽにして楽しまないとダメな一作です。
●STREAMANGO 
メリッサ・マッカーシーのギャグセンスにパペットという禁じ手を使ったセンセーショナルなアホ映画。それはもう宣伝の段階で馬鹿全開であり、観るものを「こいつらもう終わっているな」という諦めの境地にさせる。実際、中身は虚しいドール・アクトだから、難しいことは言ってはいけない。笑って、見下して、話のネタにする。それだけ。殺人以上に人命を軽視したこのイカれたセサミもどきには祝福の人形呪いをかけてやろう。退散しやがれ。