愛を綴る女

愛を綴る女

マリオン・コティヤールが愛の真髄に到達する女性を熱演

ミレーナ・アグスのベストセラー恋愛小説「祖母の手帖」をマリオン・コティヤール主演で映画化。フランス南部の小さな村に暮らす若くて美しいガブリエル。彼女は最愛の人との理想の結婚を思い描きながら、両親の決めた正直者で情の深いスペイン人労働者のジョゼと不本意な結婚生活をしぶしぶ送っていた。ジョゼはガブリエルに献身的に接するが、ガブリエルは「あなたを絶対に愛さない」と強く誓うのだった。ある日、持病である腎臓結石の治療のためアルプスの山麓にある療養所に治療のために向かったガブリエルは、そこでインドシナ戦争で負傷した帰還兵アンドレと運命的な出会いを果たす。これは夢に見た「最愛」なのだろうか…。

原題:Mal de pierres / 製作:フランス・ベルギー・カナダ(2016年) / 日本公開日:2017年10月7日 / 上映時間:120分 / 製作会社: / 配給:アルバトロス・フィルム

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「愛を綴る女」予告編

(C)(2016) Les Productions du Tresor - Studiocanal - France 3 Cinéma - Lunanime - Pauline's Angel - My Unity Production


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★【スタッフ】
監督:ニコール・ガルシア
脚本:ジャック・フィエスキ、ニコール・ガルシア
撮影:クリストフ・ボーカルヌ
音楽:ダニエル・ペンバートン

★【キャスト】
マリオン・コティヤール、ルイ・ガレル、アレックス・ブレンデミュール、ブリジット・ルアン、ビクトワール・デュボワ

★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
6.7/10??%??
映画.comYahoo! 映画Filmarks
??/5.0???/5.003.7/5.0
フリムビ2独自ランキング
B(ベターな良作)

★【感想・批評】

●映画FUN  
マリオンコティヤール目当てなのは大半の人と同じ動機だと思うのだけど、想像のとおりフランス映画らしいドロッとした人間の全てが溢れていた。時代が自由な恋など許さず、ただ剥き出しとなった欲望に行き場なんてなく、そこに生き方を求めるのは切ない話。少女のように無垢で我儘で、切れ味鋭い声と、肉体のミスマッチさがマリオンコティヤールにぴったりで、まさに彼女のためにあるような映画といえる。背徳のミステリーを堪能した。
●SPACEMOV  
年間ベストにじゅうぶんランクインするような出来栄え。ガブリエルを演じるマリオン・コティヤールの表情の変化や目の輝き、走る姿、歩く姿の全てが観客を魅了するように美しい。子供のいる今から過去への回想で、しっかり少女の表情を見せ、挑発的な態度、行き場のない性欲と持て余す愛を見事に表現できるのは、名演ゆえの業だ。チャイコフスキーの舟歌がとても良かったし、こういう音楽センスはさすがヨーロッパ映画という感じだ。
●VUDU 
途中まで主人公ガブリエルが情緒不安定なメンヘラ女過ぎて、全然感情移入できずグダグダとただ眺めているだけだったのが、一気にラストでやられてしまった。女性像の痛さが浮き彫りになる作品としてはピカイチである。夢中になればなる程、視野が狭くなり物事を客観的に見れなくなる「恋は盲目」の状態に陥ってしまったといえば、言葉だけでは可愛いですが、現実にいると本当にキツイだけ。それでもそれが人間の素なのです。