アレックス(2002)

過激な性シーンで議論を巻き起こした問題作

独自性を全開で発揮する鬼才ギャスパー・ノエ監督による、およそ9分にわたるレイプシーンの描写が大きな議論を巻き起こした問題作。パーティからの帰り道で、若い女性アレックスがレイプされる。それは彼女の尊厳を冒涜する最低な行為。それを知った彼女の婚約者はその復讐をしようと犯人を探し、彼女の元恋人はそんな彼を落ち着かせようと彼に同行する。

原題:Irreversible / 製作:フランス(2002年) / 日本公開日:2003年2月8日 / タイム:98分 / プロダクション: / 配給:コムストック


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▼『アレックス』の作品情報▼

★製作メンバー
監督:ギャスパー・ノエ
脚本:ギャスパー・ノエ
撮影:ギャスパー・ノエ、ブノワ・デビエ
音楽:トマ・バンガルテル

★俳優
モニカ・ベルッチ、バンサン・カッセル、アルベール・デュポンテル

★『アレックス』のREVIEW

IMDb RT Mt
7.4 ??% ??
映画.com Yahoo! Fm
?? ??? 3.4
フリムビ2推奨度
B(良し)

★『アレックス』の反応

●映画の無料動画で夢心地
この作品は、いきなりエンドロールから逆回しにストーリーが展開し、最後はオープニングで始まるという非常に斬新なものである。カメラワークも時折グルグルと回転し、まるで酔ってしまったように感じる。ストーリーは単純で、婚約者を暴行された男の復讐を描いている。ただそれだけで、それ以上でもそれ以下でもない。でも考察すればその旨味を何百倍にも引き上げるのは容易い。そうやって面白いものを次々と生み出せるのは観客しだいだ。
●Cレポーター 
考えることが多い。もちろん間違っていることもあるけど。この作品のラスト(時間軸としては始まり)で「時はすべてを破壊する」という字幕がでる。この解釈は、観た人によって様々だと思うが、私は単純に「過ぎた時間は元に戻せない」ということを伝えたいのではないかと思った。それに根拠なんてない。素直にそう考えたというただの思考ゲームだ。でもいいじゃないですか。それが「アレックス」の楽しみ方でいいのかも不明なのですけどね。
●SPACEMOV
鬼才と呼ばれる監督ギャスパー・ノエ。彼ほど鬼才と呼ばれる理由が単純明快な人もいないのではないだろうか。かなり賛否両論のイタイ映画という格付けになってしまっているが、私が見るところ今作は実験的で鑑賞者を試しているような挑発的な作品であろう。その中で彼が描く過激な暴力であったり性描写だけが取り上げられてしまっているが、一番この作品を見て目に映るのはそんな部分よりストーリーの構成であったりスピード感漂わせる編集だ。
●VIDEOEYNY
見どころはある。それもいっぱい。例えば、カメラワークであったり劇中歌だ。ギャスパー・ノエは我々に新たな領域をみさせてくれる。それが倫理上受け付けない人間が多くいても、それが映画という根本なのかもしれない。映画の刺激を求める人間であれば誰しも手を伸ばして見るべき作品である。あとは頭を使うだけ。ヴァンサンカッセルの演技が凄まじいし、地獄の逆再生のような顛末もあって、余計に俳優の異彩な魅力が引き立っていた凄い一作。