花戦さ

花戦さ

芸術で天下をとってみせましょう!

野村萬斎が、戦国時代に実在した池坊専好という京都の花僧に扮し、天下人である豊臣秀吉に専好が単身立ち向かう姿を描いたエンタテインメント時代劇。織田信長が本能寺で打ち倒される劇的な事件ののち、天下人が豊臣秀吉へと引き継がれた16世紀後半。戦乱の時代は終わりを告げようとしていたが、秀吉による圧政は次第に人々を苦しめていた。そんな中、町衆の先頭に立った花僧の池坊専好は、花の美しさを武器に秀吉に戦いを挑んでいく。

原題:花戦さ / 製作:日本(2017年) / 日本公開日:2017年6月3日 / 上映時間:127分 / 製作会社: / 配給:東映

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映画『花戦さ』 予告編

(C)2017「花戦さ」製作委員会


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★【スタッフ】
監督:篠原哲雄(関連作品:『スイートハート・チョコレート』)
脚本:森下佳子
撮影:喜久村徳章
音楽:久石譲

★【キャスト】
野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、山内圭哉

★【インタビュー】
・野村萬斎「伝統芸能の精神が、映画を通して広く発信されるということは、われわれ伝統文化に携わる人間にとっては本当にありがたいこと。その一端を担えたことはうれしかったです」

★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
??/10??%??
映画.comYahoo! 映画Filmarks
3.3/5.03.64/5.003.5/5.0
フリムビ2独自ランキング
B(ベターな良作)

★【感想・批評】

●映画の無料動画で夢心地
これまたユニークな作品ができたものだ。戦国時代の映画でありながら、いわゆるステレオタイプなよくある合戦のシーンはなく、これまでとはまた違う一風変わった戦いを見せる。それは芸術家たちによるアートバトルだ。野村萬斎の表現力はやはり秀逸。後半は前半に増して、この時代に茶や花が示す人の心に魅せる才が多彩だったことが分かる。出演人も豪華で、味わいあるシーンも多いので、一人でしっとり見るのがベストではないでしょうか。
●SPACEMOV 
主役は将軍でも大名でもない。狂言師の野村萬斎が主役というだけあって、上品なドタバタ喜劇の体裁でストーリーが痛快に進む。その一方で、花を生けるというソフトな表現手段で権力の横暴に対抗するのは、映画的で面白い。もちろん、華道家元の池坊が協力した生け花の数々を作中で楽しめるほか、利休庵で深い光沢を放つ漆の黒、素朴な味の陶器など、日本の美意識がわかりやすく映像化され、まるで美術館のように鑑賞できるのも面白さだ。
●BILIBILI
日本文化の入り口として素晴らしいのではないか。外国人に見てもらいたい映画だ。無論、日本人も必見だ。たくさんの娯楽がはびこる今現在、茶や花にあんなにも喜び、わびさびを感じ、人を豊かにしているものだったとは忘れてしまった。当たり前のような存在になってしまっているからだ。それでもこの今でも新たな芸術がきっと生まれている。そんな芽生えにも気づける人間になりたい。そう思わせる作品でもあった。芸術よ、永遠に続け!