手紙(2006)

手紙

青年は大罪に狂わされた

直木賞作家・東野圭吾によるロングセラー小説を映画化。殺人という大罪を犯した兄のせいで、人生を狂わされる弟の受難の日々を追う。工場で働く20歳の青年・直貴には、刑務所に服役中の兄がいる。弟の学費を手に入れるため強盗に入った家で、誤って人を殺してしまったのだ。そんな兄のせいで人生が狂わされ、夢さえも諦めてしまう直貴。そして愛する女性との幸せまでもが脅かされた時、直貴はある決断を下す…。

原題:手紙 / 製作:日本(2006年) / 日本公開日:2006年11月3日 / 上映時間:121分 / 製作会社: / 配給:ギャガ / 製作費: / 興行収入:12億円

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★【スタッフ】
監督:生野慈朗
脚本:安倍照雄、清水友佳子
撮影:藤石修
音楽:佐藤直紀

★【キャスト(キャラクター)】
山田孝之(武島直貴)、玉山鉄二(武島剛志)、沢尻エリカ(白石由実子)、吹石一恵(中条朝美)、尾上寛之(寺尾祐輔)、山下徹大(嘉島孝文)

★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
??/10??%??
映画.comYahoo! 映画Filmarks
??/5.0???/5.003.6/5.0
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B(ベターな良作)

★【感想・批評】

●映画FUN
この映画は加害者家族の目線で描かれている作品である、事件が起きると世間の目は必ず被害者に向けられて加害者の心情や人権というのはあってないようなもの、この映画を観ると物の見方が一方向だけじゃなく視点を変えて考え方も変えてみようと思える。ラストのお兄さんの涙を見たら泣かずにはいられない。どうしようもないけど兄貴ですからっというセリフも手紙では絶縁すると書いているがお兄さんのことを捨てたくて捨てたわけじゃないという気持ちが痛いほど伝わってくる。
●映画の無料動画で夢心地 
主人公が犯罪加害者家族ということでも「仕方がなかったんだよ~」と受け止めてしまわないようにドラマの犯罪に携わる人物たちそれぞれの心境に立ってまるで陪審員のような冷静な気持で観ることを進める。犯罪を犯した人間の身内がどのような環境に置かれるのか、あまり考えたことも無かったが、あまりの過酷さに見ていて苦しかった。皆さんが仰有るように慰問のシーンは胸をうたれたが、それ以上に子供の砂場で友達をつくろうとする一連のシーンがどうしようもなく堪らなかった。
●BILIBILI
東野作品で唯一、「泣けるけれどもきちんと救いがある」作品です。「差別は当然なんだよ」会長のセリフがいい。シンプルには理解しづらいものもあるし、それはかなり受け止めるのには難しいのですが、でも拒絶はできないような。そんなドラマ。殺人犯の家族というレッテルをずっと背負い続けなけれいけない苦悩が観てて辛く突き刺さり続けるので、視聴にはそうとうな苦悩がこちらも付きまとうのです。でも観る価値はあるし、視聴して良かったと思える展開も待っています。
●VIDEOEYNY
加害者遺族が世間から受ける迫害や差別は今もあるし、それを描くこと自体はタブーになっている部分も多い。ただでさえ今はSNS時代だから、余計に「批判」は過激になって、大衆全員で叩き殺すことも可能になってしまっている。それはこの映画公開時期とは全然違う社会の変化だ。でもそれを見越していたかのように本作はその陰湿なプレッシャーを描き切っている。人の命を奪うとはそういうことで、血を分けている以上逃れられない。しかし、どこまでの圧力が許されるというのか。