アバウト・レイ 16歳の決断

アバウト・レイ 16歳の決断

突然の公開延期から2年、ついに日本で公開

トランスジェンダーの主人公をエル・ファニングが演じ、ナオミ・ワッツ、スーザン・サランドンらの豪華キャスト共演で家族との絆や葛藤を描いたヒューマンドラマ。ある日、身も心も男性として生きたいと告白し、そのためにホルモン治療を受けたいという16歳のレイ。突然のことに動揺を隠しきれない母マギーは、不安を打ち消すかのように近所に住む青年と一夜を共にする。一方、すでにレズビアンであることをカミングアウトし、パートナーと暮らしている祖母ドリーは、レイの決断を密かに応援していた。努力を重ね、少しずつ自分らしく生きていくレイを見て意を決したマギーは、ホルモン治療の同意書にサインをもらうため、レイの父親である元夫に会いに行く。

原題:About Ray / 製作:アメリカ(2015年) / 日本公開日:2018年2月3日 / 上映時間:92分 / 製作会社:Big Beach / 配給:ファントム・フィルム

★【スタッフ】
監督:ゲイビー・デラル
脚本:ニコール・ベックウィズ、ゲイビー・デラル
撮影:デビッド・ジョンソン
音楽:マイケル・ブルック

★【キャスト】
ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドン、テイト・ドノバン、リンダ・エモンド、サム・トラメル

【無料動画】

映画『アバウト・レイ 16歳の決断』予告編

(C)2015 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.


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★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
5.7/1032%47
映画.comYahoo! 映画Filmarks
??/5.0???/5.003.6/5.0
フリムビ2独自ランキング
B(ベターな良作)

★【雑学(トリビア)】
・日本では2016年1月22日から公開を予定していたが、製作国であるアメリカでの公開が無期延期となり、それを受けて日本での公開も中止となった。

★【感想・批評】

映画フリー (2018年1月26日) 
邦題は「アバウトレイ(レイについて)」なのですが原題は「3 generations(3世代)」なんですよね。つまり何が言いたいかというと邦題ではエルファニングが演じるレイに焦点を当てた映画になるけれど、本当はレイの母親と祖母も主人公であるということです。これがとても重要なポイントで、物語の鍵になってきます。単なるヒューマンドラマに見せつつ、アメリカのトランスジェンダーに関する法律への問題提起もある社会派的な内容にも注目です。
OPENLOAD (2018年1月27日) 
エル・ファニングが性同一性障害の役を演じるということで注目された一作。日本でもすっかりファンも増えましたし、大活躍ですよね。本作は、レイの性自認という話題をきっかけに、自分のあり方や家族のあり方を見つめ直し、お互いを認め合っていく人々の健気な姿を、決して重く描かずシンプルに優しく映し出していきます。トランスジェンダーなどのLGBT部分が表面上は目立ちますが、あくまで本質は家族の話。気軽に観られます。
STREAMIN (2018年1月28日) 
この映画はアメリカ公開時には論争を巻き起こした作品となっている。監督の主人公レイに対する発言が、実際のトランスジェンダーの人たちから反感を買い、批判を受けたのだった。この点だけを取り上げるならば、監督はLGBTのコミュニティの気持ちへの理解が欠けていたのかもしれない。やはり、LGBTを安易に題材にするのはよくなく、しっかり理解していることが大事だということを証明する一例になった。映画自体はとても丁寧なつくりなのだが。