ヘイトフル・エイト

ヘイトフル・エイト

クエンティン・タランティーノが贈る極上の映画体験

クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作で、大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。猛烈な雪嵐のため山小屋に閉じ込められた人種も立場もばらばらな男女8人。静かな温かい山小屋でのつかの間のひと時のように見えたが、裏では何とも言えない緊張感と憎しみの感情が漂っていた。そして、ついにこの密室でひとりの人間が殺されてしまう。一体、犯人は誰で、嘘に塗りつぶされた正体とは?

原題:The Hateful Eight / 製作:アメリカ(2015年) / 日本公開日:2016年2月27日 / 上映時間:168分 / 製作会社:Double Feature Films、FilmColony / 配給:ギャガ / 製作費:4400万ドル / 興行収入:1億5400万ドル

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映画『ヘイトフル・エイト』予告編

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★【スタッフ】
監督:クエンティン・タランティーノ(関連作品:『ジャンゴ 繋がれざる者)
脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:ロバート・リチャードソン
音楽:エンニオ・モリコーネ

★【キャスト】
サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス

★【雑学(トリビア)】
・70mmフィルムで撮影されたことが特徴だが、日本では70mmフィルムを公開できる映画館がなかったため、編集版で上映された。
・劇中、デイジーが弾き語りをして破壊されるギターは本物の貴重なビンテージギターで、レプリカとすり替えるのを忘れてしまっていた。

★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
7.8/1074%68
映画.comYahoo! 映画Filmarks
3.5/5.03.53/5.003.7/5.0
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B(ベターな良作)

★【受賞】
第88回アカデミー賞で作曲賞を受賞。

★【感想・批評】
宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸の痛快な映画評論。
町山智浩の映画ムダ話『ヘイトフル・エイト』解説
 ↑アメリカ在住の映画評論家町山智浩の映画評論。

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派手さばかりが目立つ昨今のハリウッド超大作とは趣が全く異なる作風ですが、これぞ映画的といえる素晴らしい傑作だと思います。じわじわと刺すように動いていくドラマ。一体誰が嘘をついているのか、裏切りはあるのか、死んでしまうキャラは誰か、そんなことを考えながら観ているとまんまと翻弄される。タランティーノの術中にハマっているのだが、それも心地よいので、なんとも満足感を満たしてくれる。最高の好事家のための映画だ。
●映画FUN  
やはり本当の映画を作れるのはクエンティン・タランティーノ監督しかいない。そう実感できる最高の映画体験でした。まずオープニングに痺れます。あのエンニオ・モリコーネの音楽で始まる冒頭で魅了されていないなら、この映画はあなた向きではない。そこからの人間模様に心臓が鷲掴みされた私は何も心配いらなかった。サミュエル・L・ジャクソンの想像を絶するクソ野郎っぷりがまた素晴らしく、誰が死んでも全然笑えるのがまた気分いい。