帰ってきたヒトラー

帰ってきたヒトラー

ヒトラーが現代にタイムスリップ?異色コメディ

ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化。服装も顔もヒトラーにそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになった。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれる。かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸として人々に認知された男は、モノマネ芸人として人気を博していくが、男の正体は1945年から21世紀にタイムスリップしたヒトラー本人だった。

原題:Er ist wieder da / 製作:ドイツ(2015年) / 日本公開日:2016年6月17日 / 上映時間:116分 / 製作会社:コンスタンティン・フィルム、ミトス・フィルム / 配給:ギャガ

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映画『帰ってきたヒトラー』予告編

© 2015 MYTHOS FILMPRODUKTION GMBH & CO. KG CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH


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★【スタッフ】
監督:デヴィット・ヴェント
脚本:デヴィット・ヴェント
撮影:ハンノ・レンツ
音楽:エニス・ロトホフ

★【キャスト】
オリバー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、クリストフ・マリア・ヘルプスト、カーチャ・リーマン、フランツィシカ・ウルフ、ラルス・ルドルフ

★【雑学(トリビア)】
・劇中のヒトラーが市民と会話するシーンは、ヒトラーに扮したマスッチが実際にベルリンなどの街中を歩き市民と対話するアドリブ形式で撮影されている。
・イタリアではベニート・ムッソリーニを主人公にしたリメイク作品の製作権が取得されている。

★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
7.1/10??%??
映画.comYahoo! 映画Filmarks
3.7/5.0???/5.003.7/5.0
フリムビ2独自ランキング
A(おすすめの名作)

★【感想・批評】
・宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸による痛快な映画評論。

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最初はいかにもコメディっていう感じで笑っていたのですが、だんだんアレっと不穏な空気に…。それにしてもドイツ国民もいろいろな考え方の人がいるんですね。こういう風に政治的な立場をあえてガンガン触れていくというつくりは日本はやらないですよね。日本だとどうしてもタブーになるのか、中立的であろうとするのか、触れないことが多いです。でもこうやってしっかり問題に向き合うことも大事だし、そうじゃなければ理解にもならないですね。
●映画FUN  
半分ドキュメンタリーみたいな構成の映画です。ヒトラーを演じている役者が本当に凄いし、それを受け入れちゃってるドイツ国民もなんだか…。日本でいうと大日本帝国が復活!ということを風刺でやってるようなものですから、信じられない。誰かやってくれないかな。不謹慎だといわれるから怖いのかな。ドイツではそもそも原作が大人気で、そこから映画に火が付いたらしいので、それはもう大騒ぎだったみたいです。ヒトラーなにかと人気だな。
●STREAMANGO
実は随所にヒトラーやナチス要素を盛り込みつつ、自然にナチス思想に染まっていく現代社会の恐怖を描く。私たちはあの第2次世界大戦の出来事は過去のことだと思っているはずですが、それは勘違いであり、いつでもあの過去と思われていた社会はやってくるという恐怖を映し出す。確かにここで描かれている世界はリアルで、今、ヒトラーが復活したらこうなりそうという絶妙なラインをついてくる。今の右翼Youtuberも怒鳴りつけてほしい。